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あなたの受けているその理不尽な扱いは
「嫉妬」による嫌がらせかもしれない。

優秀で性格も良い人がいじめられた、なぜか出世できないで低い待遇に甘んじている、ハブられている…
こんな話を聞いたことはありませんか?

どうしてでしょうか?

それは、その人がいくら温厚な性格だとしても、人当たりがよくても
「相手を不快にさせている」ためです。

本人は決して悪気がなくとも、相手の劣等感を刺激することで、不快にさせてしまっている。

それはずばり、あなたが優秀すぎて目障りなのかもしれません。

秀でた人と並ぶと劣等感を感じる

あるいは、あなたにも同じような経験はないでしょうか?

自分よりも凄い人を目の当たりにして、虚しくなったり、ついその人に欠点がないか探したくなったり、その人が居心地悪くなるように仕向けたりしたくなったことが。

わかりやすい例でいうと
モデルのような容姿端麗な同性の隣には並びたくありませんよね。
自分の粗が際立ってしまうから。

理不尽な扱いの根底には、感情がある。

わたしはかつて、物心ついた幼稚園の頃から、執拗に嫌がらせをしたり嫌味を言ってくる同性の友人がいました。(友人と呼ぶのも嫌ですが。笑)

彼女の存在には何年も悩まされましたが、幼少の頃から「出る杭は打たれる」経験を身をもって体験し続けたお陰で、マウンティングは一瞬でわかるようになったともいえるので、今では早くからそんな経験をしておいてよかったとすら思えますが、当時は本当につらかったです。

マウンティング人間の特徴

誰にでも多かれ少なかれあるとは思いますが、誰しもが嫌がらせに走るわけではなく、実際に嫌がらせをしてくる人には特徴があります。

  • 受験や就職に失敗した経験、容姿やコンプレックスを、ずっと引きずっている
  • かと言って十分な努力をしないから、まだまだ自分はやればできると思っている
  • 自分が幸せじゃないのは人や環境のせいだと信じている

克服しようと努力して、自分なりによりよく生きるための努力をしている人は、人の悪口なんて言っている暇はありませんからね。

女性であれば、既婚女性が独身女性に対して偉そうにしたり
男性であれば、肩書や会社の規模、格式でその人自身の優劣を決めたがったり
あるいは、可能性のたくさんある若者に嫉妬して古い価値観を押し付ける老害年長者など…よくいますよね。

その場の対処法

近づかない、会話しない

マウント人間は、その人が近くにいるから気になるのです。

彼らの劣等感を刺激しないように、あなたの存在に気が付かないポジションまで離れましょう。

その場にいない、視界に入らない、話しかけられそうになったら忙しそうにして逃げる、部署異動を希望するなど、
単純ですが、物理的に近づかないのが一番効果的です。

見えない人には嫉妬のしようがありませんからね。

さっさと負ける

マウンティングされたら、さっさと負けましょう

勝てそうと思われるから突っかかってくる

マウンティングされやすい人って「勝てそうで勝てない相手」「ギリギリ勝っている相手」
つまり、自分とほぼ同レベルだと見られている時に起こりやすいです。

相手にされないほど突き抜ける、というのも間違ってはいませんが、
その場で打ちのめしても、あなたが身近な環境にいる限りは、邪魔されたり陰湿ないじめに遭ってしまうリスクはなくなりません。
むしろ、かえって嫉妬心の炎に油を注いで、恨まれかねません。

つまり、戦ってはきりがない。

呆れられて戦意喪失させる

ボケてアホなふりをする、地味な恰好やダサい恰好をする、自虐する、プライドを傷つけそうなことは言わないで隠しておくなど「こいつは話にならない」と思わせるくらいで良いでしょう。笑

最悪、自分より格下判定されると見下されたり雑に扱われたりするかもしれません。
が、「自分はあなたより格下だけど幸せに生きてま~す♪」オーラを出せば、自然と相手は呆れてあなたから遠ざかっていくでしょう。

他人の劣等感、コンプレックスに、いちいち付き合ってはいけない

相手が劣等感を感じるかどうかは、相手の決めること。
あなたには本来、何の責任もありません。

たまたま、相手とあなたが、身近な環境に居合わせたというだけ。

トラウマや劣等感をぶつけられているだけかもしれない

意外と、相手の幼少期のトラウマやコンプレックス、劣等感
あなたにぶつけているだけというケースも多いです。

理不尽だと思うときは、自分の非を探すのはやめて
相手の感情に穴がないか、考えてみて下さい。

そんな他人の悩みを抱えて、あなたの才能や魅力、人生の可能性を無駄にしてほしくないのです。

そして、相手にも悩んでることがあるんだなと気が付くと
「かわいそうだな」と同情したり、寛大な気持ちになったり、
相手の人間らしさに気がついたりもするでしょうしね。

自分がマウンティング人間にならないために

翻って、あなたは誰かに疎まれるマウンティング人間になってはいませんか?
もしくは、一緒に居ると嫉妬心を掻き立てられて苦しい人はいませんか?

嫉妬してしまうことは何か

人に嫉妬心を抱いてしまう時って、
自分の中に「もっとやれば自分だってできるのに…!」という、出し切れていない中途半端なエネルギーが残っていることが多いもの。

わたし自身も、自信があるのに気恥ずかしくてやっていなかったことを
自分よりも下手な他人が堂々とやっているのを見て、
「よくあんなレベルで披露できるな。自分のほうができるのに図々しい…!」と、無性に腹が立ったことがあります。

だけど、いくらその人より秀でていても
「やっていない」という時点で既に負けているのですよね。

やっているかどうかが全て

何もやっていない、力を出し惜しみしている人よりも、
恥を承知の上でやってみている人の方が100倍素晴らしいと思うし、
実際、そういう人の方がフィードバックを受けられたり、未熟がゆえに失敗して辛い思いをしているので、成長が早いことも珍しくありません。

他人がやっていると無性に悔しくなるくらいであれば
気が済むまでやってみるのがよいかもしれませんね。

それでうまくいけば最高ですし
やれるだけやって無理だとわかれば、きっぱりと諦めがついて嫉妬感情ごときれいに消えるはずです。

苦手な分野、挫折した領域、劣等感を感じる場には足を踏み入れない

これが全てだと思います。

人間、全部が完璧な人なんていません。
やれるだけやって、自分が成し遂げられなかったことは潔く諦める。

一番にならなかったとしても、もっとあなたが幸せになれるフィールドは、必ず用意されています。

やらない覚悟は、新しい何かと出会える可能性を拓く

「やらない」覚悟を決めることも、時にはあなたの幸せにつながるはず。

ちなみに私はフリーでデザイン業をしていますが、同業のデザイナーとは一切関わりませんし、すごいことをしている起業家とも、つるみません。同業リサーチもほとんどしません。

凄い人を目の当たりにして圧倒され、自分が嫌な気持ちになる、劣等感で仕事をしたくなくなるのが目に見えているからです。

負けてもいい分野をフィールドにするのもあり

あるいは、負けても傷を負わないような、こだわりやプライドがあまりない世界に居るというのもありだと思っています。

わたしはデザインよりも音楽が好きなのですが、
音楽家ではなくデザイナーを選んだ理由の一つに、「負けても平気」という気持ちがありました。

デザインは、競争や自己主張ではなくあくまでビジネスとしてやっていますから
負けられるし、曲げられる

わたしはデザイナーとしてプロとしての自負はありますが、
デザインには実はさほど強いこだわりや譲れない美学があるわけではありません。
自分よりすごい人はたくさんいるから負けて当然だという気持ちで臨んでいます。

プライドがないと、軌道修正がしやすい

また、マーケットが傾けば、自分のやっていることに固執せず軌道修正したり、未練なくやめることができます。

事実、デザインをやっているうちに、自分の適性が本質を見抜く力にあることに気が付き、ブランディングやコンサルがメインになってきていたりもします。

生涯かけてやりたい音楽は、負けたら傷つくから、ビジネスにはできない。
指導者ではなく演奏者でありたいから、好きな曲を好きなように弾きたいから「大衆ウケする音楽」「売れる音楽業」に曲げたくない。

そんな思いで、「好き」を守るために、傷つかない趣味としてやっています。

なんか、二番目に好きな人と結婚する論に似ているかもしれませんね。

それに固執していて、あなたは幸せになれるのか

あの人のほうが業績が良い、
あの人はモテる、結婚して幸せそうだ、
あの人のほうが良い会社に入って稼いでいる…

そんなことを思い続けて、あなたは幸せですか?

お互いに悪気がなかったとしても
関わらないほうが幸せになれる人は、事実いますからね。

違う世界で生きる

話は戻りまして。

その場しのぎの対策をしても、どうしても接点はゼロになりませんし
わざわざ不快という微弱電流を浴びながら生きるなんて、人生の無駄遣いです。

根本的な解決策は
違う世界で生きる。
これに尽きると思っています。

特定の人や集団に対して、委縮しながら生きることは
人生の大きな損失です。

転校・転職・引越しも、あなたの未来を考えれば決して大げさではなくて
立派な自己防衛

その人は、ほんとうにあなたを思って言っていますか?

それを許さないような人、たとえば引越しや転職に反対する人がいるのであれば
その人はあなたに不幸でいてほしいと願っているのと同義。

自分を守ることよりも、そんな人の意見を優先しますか?
自分を傷めつけて、抑圧してまで、「誰にも怒られない人生」を優先しますか?
あなたの命は、その人の為にあるのですか?
あなたの人生に、その人は責任を取ってくれるのですか?

そのうえでの判断と行動は、あなた自身が決めて下さいね。

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