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会社員の方や、コミュニティに属している人であれば
年に数回は、参加したくない会合やパーティー、宴会があるのではないでしょうか。

もちろん、参加する価値のある会合や、「この人ともっと話したい」という目的のある会合の場合は、
参加しても大いにかまわないと思うのです。

が、実際はそうではなく、
付き合いや義務で、嫌々参加しなければいけないような会合って、多いですよねぇ。

もしくは、全部ではなく、最初の部分だけ出られれば十分なもの、
あるいは、しつこい異性や、興味のない話やお説教を延々としてくる人に絡まれてしまい
振り払いたい…というケースもあるでしょう。

「その場に存在しない」 のは、自分を守るための立派な戦略

そういった、嫌々の付き合いに真面目に付き合っていては、あなたの時間はいつまでも捻出できません。

最初は後ろめたさがあると思います。
が、一度「途中で帰るキャラ」が定着してしまえば、「あいつはいつもいなくなるからなぁ」と諦めてもらえることも。

※ここでは「最後まで参加するのが当たり前のマナーだ!」
「目上の人が参加して下さっているのに途中で帰るなんて、社会人としてルール違反だ!」
という方と論じるつもりはありませんのでそういった方は閲覧をご遠慮願います。

帰るタイミングを決める

まず事前に、帰るタイミングをあらかじめ決めておく必要があります。

  • 偉い人がスピーチしているタイミング、
  • ゲームや余興に夢中になっているタイミング、
  • 歓談しているタイミング
  • 二次会はどうする…とみんなが話し合っているタイミング

など、帰るタイミングとシチュエーションをあらかじめ考えておくと、
予想外のことが起こってモタモタすることがなくなります。

予想外のことにモタモタしていると失敗する

バレずにこっそり帰るには、目撃されて怪しまれないよう、スピードが大切。

その場の様子を見計らって帰る、よりは
段取りを踏んで行動するほうが、確実に抜け駆け成功率は高くなります。

そうしておくことで、後ろめたさに負けたり、その場の雰囲気に流されて
ズルズル帰るタイミングを失った…ということも防げます。

ホテル勤務経験のある筆者が教える、荷物の預け方

ダメダメな脱出失敗例
~帰ろうとしているのが一目瞭然~

途中で帰る際に、
上着を着て、カバンを持って会場から出ようとすれば当然、帰ろうとしているのは端から見てバレバレです。

一人にでも目撃されれば、
「あ!○○さん、帰るの?なんで?!」と叫ばれ、周りの人たちに気付かれてザワザワし、
脱出は失敗に終わるのは目に見えています。

そうなれば、以降も「途中で帰ろうとするのではないか」と見張られ、
「会合がつまらなかったのでは」と気を遣われ、
逆にもう二度と途中で抜け駆けすることは困難になるでしょう…

さらに、「途中で帰ろうとした裏切り者」として、あなたの心象も下がってしまいかねません。

※どちらもやはり心象が多少下がるのは避けられませんが、
案外、「いつの間にかいなくなっていた人」よりも、その場にいる「帰ろうとした人」の方が
(よくない意味で)印象に残りやすい気がしています。その場で嫌味やお叱りも受けたりしやすいですしね。

抜け駆けを、抜け駆けと思わせない工夫

そうならないためには、

  • 会場に持ち込む荷物は最小限にしておくこと
  • 会場を出る際、上着や帽子など、外で身に着けるものは身に着けないこと

が必要です。

あとは、

  • ちょっとお手洗いに行く
  • 外にタバコを吸いに行く
  • 突然かかってきた電話に出るため席を外す

そんな振りをして会場を出ればOK。

つまり、帰るのではなく、あたかも「一時的にちょっと席を外す」ように見せることができれば、
退席する姿を誰かに見られてもなんの違和感もありません◎

怪しまれるアイテムは、預けてしまう

とはいえ、お仕事などの帰りで、大きなA4サイズのバッグを持っている、
会費の支払いやメイク直しなどのため、カバンはどうしても大きいものになってしまう!
というシチュエーションも多いと思います。

ですが、大丈夫。

上着や大きいカバンなど、身に着けていると明らかに帰るように見られるものは、
最初に全て預けてしまいましょう。

ホテルや会議場など、大きな会場であれば
ほとんどの場合、クロークがあり、カバンも上着も傘も、預かってくれます。

大体のところは、小さな番号札を引き換えに渡してくれますので、
これで荷物が何十分の1にコンパクトになります。

万が一、近くの人に「そんなに預けなくても…」と怪しまれるようであれば、
「邪魔だから」「重たいから」と言っておけばOK。

「じゃあ自分も預けておこう」と真似されたところで知ったこっちゃありません。
帰るのは自分だけですから。笑

荷物を預ける際の注意とコツ

クロークには貴重品を預けることはできません。
貴重品は手元に持っておきましょう。

男性であれば、ポケットにお財布とスマホを入れておけば手ぶらで大丈夫かと思います。

女性であれば、全部預けてしまってはメイク直しなど会場内で不便でしょうし、
それはそれで「荷物ないの?」と逆に違和感を感じられるかもしれませんよね。
ですので、メインカバンに忍ばせておける、小さなポーチサイズの小物入れか、
薄いクラッチバッグやショルダーバッグを持っておくのがおすすめです。

私が実践していた荷物の預け方

わたしが実践していた時は、A4サイズくらいのいつもの大きな通勤カバンの中に、
薄いクラッチバッグを忍ばせておいていました。

わざわざそのためだけに、
高見えする安い(1900円くらいだったかな)クラッチバッグを買った記憶があります。
冷静に考えるとそれでも二次会参加費よりも安いのです。

もし購入されるのであれば、黒やベージュなど、
わざわざカバンを入れ替えた感を出さないためにも、
目立たないものや普段持ちしているカバンと似ているものがおすすめ。
ファストファッションの合皮のもので十分です。

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感想(95件)

↑こういうのです
(合皮と書いておきながら、本革で約2000円というびっくりプライスを見つけてしまった。普通にこれ欲しい。笑)

始まる直前にお財布と携帯をクラッチバッグに入れ替え、クロークで荷物を預ける際に
「これは自分で持ちます」と、大きなカバンからクラッチバッグをにゅっと出す。

ホテル勤務をしていても、カバンは預けてお財布だけ自分で持っていかれる、
ジャケットは邪魔だから預けてしまうなど、そういうお客様は多くいらっしゃるので
従業員に違和感を感じられたり嫌がられることは全くありません◎
(むしろ貴重品もいいだろ預かってくれという困った人がたまにいるから助かる)

帰るタイミング

肝心の帰るタイミングは、

  • みんなが会場内にいて、何かに注目しているタイミング
    (乾杯、ゲームや余興をしている、偉い人の挨拶や表彰など)
    →席を外しにくいが、会場外に出ている人が少なく、スムーズに帰りやすい
  • 歓談タイムなど、会場の雰囲気が落ち着いてみんながバラバラに行動しているタイミング
    →席を外しやすいが、トイレやラウンジなど会場外に出ている人が多く、
     うまく紛れながら帰る必要がある

が良いのかなと思います。

食事やお弁当が提供される場合は、あまり早く退席しすぎると、
参加人数に数えるかどうかで従業員が騒ぎ出すこともありえますので、
中盤~終盤が誰も気づかない・困らないタイミングでおすすめです。

個人的には、人数分用意してくれた料理を余らせてしまうのもあまり良い気がしないので、
用意してもらった食事は食べて欲しいな。立食やバイキング形式であれば別ですが。

※初めましての会合で、「これはヤバい」と感じたパーティーや、もし本当に一刻も早く帰りたい場合は
「会場を間違えました」「知らない団体でした」と従業員に言って帰るのもアリかもしれませんw
その場合は荷物は預けないですぐに帰る感じですね。

まずは会場内から抜け出す

最初に書いたように、お手洗いや喫煙室などに行く素振りで、
クラッチバッグを持ってさりげなく席を外すことができればOK。

通話しながらであれば、急用ができたように見える

もしくは、「参ったなぁ」みたいな表情をしながら 電話を取るふりをして
「もしもし。あ、ちょっと待って。今パーティーの途中なんだよね…」とか言って
小走りで外に出られれば上級者です。

クラッチバッグを一緒に持ち出す方は、
「あ~ごめん、今それは持ってないかも…ちょっと待ってて」と、
バッグの中身をごそごそのぞき込んで通話するふりをすれば、
通話するのにわざわざカバンも一緒に持ち出す違和感も中和されます。

会場の外、ラウンジや廊下で誰かとすれ違って話しかけられそうになった時も、
にせ通話作戦を使ってみて下さいね◎

ホテル勤務していた時に見ていましたが、にせ通話作戦で退席している人、けっこういますよ。

一番見られてはいけないポイント

一番見られたくないところは、預けていた荷物を受け取り、会場を後にするタイミングです。
ここはさすがに帰るのバレバレですからね。

クロークが会場から遠かったり、死角になっていたり、別フロアの場合は、抜け駆けは簡単でしめたものです!

「帰ります」と言って番号札を出すと、
宴会の途中であっても大概はすんなり荷物や上着を渡してくれます。
理由は知りませんが、途中で帰る人ってけっこういるものですし、
最後にみんなで一斉に帰るよりも荷物の受け渡しがスムーズです。

万が一慣れてないスタッフで「まだ途中ですけど良いんですか」的なことを言われたら
「仕事残してきてるから…!」とか適当に言っておけばOK。

にせ通話をしている人は、通話(のフリ)をしながら荷物の番号札を渡せば
事情ができて帰らなければいけなくなった、探し物のために荷物を返してもらったように見えます。

あまりお勧めしませんがこんな荒業も

クローク付近に知人が居たり、クロークの人が接客中だったり、見られそうで心配な場合は、
番号札を見せて「あとで取りに来ます」と伝えて荷物を置いて出ていくということも。

近くに時間を潰せる場所がある、自宅が近い、近くでこっそり用事を足したい場合など、
あとで取りに来れる場合には使えます。

全員がハケて二次会に移動しきったであろうタイミングを見計らって、取りに行きましょう。

※お店の営業時間内に取りに行きましょうね。

とにかく早く外へ脱出!

荷物や上着を受け取ったら、
急いでいるふりをしてとにかくすぐに外に出ましょう!

たとえ真冬でも、
上着を着るのは脱出して誰の気配もなくなったことを確認してからです。
上着を着ている所を目撃されたらアウトですから。

自信がない方は、前述の「後で取りに行く作戦」を使いましょう。

盲点として、エレベーターやエントランス前などで喫煙している人や
(本当に)電話している人に遭遇することもありえます。

こっそり秘密を共有して味方につける

ただ、そこで遭遇した人も
(実際に帰らないとしても)会場を抜け出している「抜け駆け予備軍」。

あんまりみんなで騒ぐのが得意でない人だったりもしますから、
騒いで引き留める可能性は高くないと思います。

そこで遭遇した人にもよりますが、
こっそり「(みんなには内緒で)帰ります…!」と、ことわりを入れて、
その人と「秘密を共有」するのも、場合によってはアリと思います。

そしてこれがうまくいくと、次の「いなくなって心配される」ことがなくなります!

行方不明を心配されないためのアフターフォロー

ここまでスムーズにこなせたら、
あとは電車に乗ってしまえば脱出成功です!!

わたしはそう思ってホッとしていたら
駅のホームで部長に会ってしまったことがありましたw

本当に完全に身を隠して逃げたいのであれば、タクシーがベストですね。
今の時代であれば、会場にいる段階からタクシーを配車しておくことも可能ですし。

あなたが居なくなった会場では

前項で「秘密を共有」していた人がいる場合は、
「○○さんならさっき帰ったよ」と言っておいてくれるでしょうから、ここは大丈夫でしょう。

が、あなたがいなくなった会場で、「○○が居ない!」「どこ行った?!」と騒がれて、
親しい同僚や上司から鬼電される可能性があります。

とはいえ、あなたが相当酔っぱらってでもいない限りは、
具体的に捜索願を出すみたいな大事には至らないでしょうから、放っておいてOKです。

あっさり「帰った」でOK

次会った時に「心配したんだよ!どこ行ったの!?」と問い詰められたら、
「あぁ、帰った」と何食わぬ顔で言えばよいのです。

何人からも電話が掛かってくるなど、わりと深刻に心配されていそうであれば、
1~2時間放っておいて(LINEであれば未読にしておいて)、
二次会に移動してほとぼりが冷めたであろう頃に「帰った^^」と連絡しましょう。

ここは、何度か抜け駆けをしていると「あぁ、あいつまた帰ったか」と、
心配されなくなってきますので、最初が一番気を遣うところです。

あっさり伝えよう

申し訳なさそうにすると逆に責められます。

逆に「帰りましたがなにか?」くらい、開き直っているくらいでOK。理由もいりません。
あなたと仲の良い人はさみしがるかもしれませんが、
別に、参加人数がひとり減るくらいでは実際なにも困りませんからね。

会いたければ個別に会えばいい

あなたと話したかったのに!とグチグチいう人には
「ありがとう!じゃあ今度、二人でご飯食べに行こう♪」と言えば済みます。

異性や既婚者などであらぬ誤解をされそうな場合は、
「今度ゆっくりお話ししましょう」とか
「私も○○さんとゆっくり話したいので、近くのスタバでお茶しましょう」など、
言い回しを変えればOK。

会いたい人、話したい人がいるのであれば個別に会えばいいし
別に、みんなで会う会合じゃなきゃいけないことないですからねぇ。

「ラクして会いたい、話したい」に付き合わなくていい

しかし実際、
その「今度」が実現する人なんてほとんどいません。
大体は社交辞令です。笑

そういう人って、
自分が誘うのは面倒くさい、二人きりで話すのは気が引けるからみんなで話したい、などの理由で
ラクしてあなたと話したいがためにそういう会合の場に頼るしか考えていないのです。

その証拠に、おそらく「じゃあ二人で今度改めて」とあなたが言うと大抵は
それで「え、そこまでしてわざわざ2人で会いたいとは…」みたいな態度を取るはず。
(それはそれで、あなたも腹を立てて良いポイント)

ここは強く主張しますが、
個別に会う気はないのに、「みんな一緒の会場」にあなたに来てもらいたい、
「ついで」にあなたと話したい程度にしか思っていない人など、
わたしは友人と思っていません。

【番外編】会いたい人との次につなげる、シンデレラテクニック

今回の記事の主旨とは逸れますが、逆にこれを利用して
お目当ての人とちょっと話が盛り上がった後に忽然と姿を消し、
「もっと話したかった」という名残惜しさをわざと残して
個別に会う機会に持っていく
というテクニックにも使えます。

自己責任で、ご自由に応用して下さいませ。

途中で居なくなる価値

そこまで綿密に計画して、しかも
ダミーバッグを買ってまで(笑)抜け駆けするなんて
バカらしいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

が、あなたの「時給」は、いくらでしょうか。

たとえば一次会のラスト30分で抜け駆けをして、
当り障りのない雑談をするだけの二次会に出なくて済むとしたら、
2~3時間ほど生産性のない無駄な時間が削減できます。

前述の人質バッグを買うコストなんてはるかに上回る価値があります。

副業をされている方であれば、その2時間でブログを書くなり、
FXや株のトレードをするなり、バイトに出勤するなり、お客様とのメール対応をするなり…
マネタイズしようと思えば、できることはいくらでもありますよね。

不快要素を排除するという価値

さらに、会社の人など、そこに居合わせる人と深い会話をしたくない、
根掘り葉掘り自分のことをあまり聞かれたくない、距離を縮めたくない…という場合には、
自分の領域に入ってこられるの防ぎ、プライバシーなどを守ることができるため、
得られるものは時間だけで測れるものではありませんよね。

別にマネタイズしなくとも、極端に言うと
帰って早く寝るだけでも、ネットサーフィンや読書などの好きなことをするでも、
家族やパートナーと談笑するでも、コンビニで200円のチューハイを買って一人で飲むでも、
よほどプラスだと思うのです。

自分のことは自分で守るという本当の意味

ですからわたしは、
その他大勢に多少嫌われようとも、嫌な顔をされようとも、その場が義務義理であれ、
限りある自分の時間を他人に無条件で明け渡さないための努力と工夫って、必要と思うのです。

そして、不快を感じる場には、1秒たりとも長く存在しないこと。

自分の時間は、自分のものです。そして、どんなに嘆いても二度と戻ってきません。
時間は自分で選んで、自分で創りましょう!


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