コロナウイルスが中国で流行り始めた2月下旬に
タイミングよくリモートワークのお仕事が決まり、3週間が経ちました。
念願のリモートワークで働くことになりました!~自分の市場価値と意外な差別化要素を知る~
リモートワークが始まってからこれまでの記事
最初の印象や、どうやって馴染んでいったかって
最初のうちしか印象に残らず、いずれ忘れてしまうと思ったので
お仕事が決まってから2週間目までの様子をこちらの記事↓に残してきました。
初日:ひたすら緊張感とMacわかんないパニックだけで終わった
リモートワークの初出勤を終えましたっ!~顔が見えない距離感と緊張感~
2日目:人目を気にせず集中できる
リモートワークをしてみて感じた、良いところと悪いところ①~誰にも邪魔されず仕事に集中できる~
2週間:人との距離感を良い感じに保てる
けど、働きが見えないのでリモートブラックが増えるのではないかという不安も。
リモートワークをしてみて感じた、良いところと悪いところ②~セクハラ・パワハラ・ブラック労働の行方~
3週間目になると、新人感は自他ともに抜けてきて
お仕事の中身や、関わる人の性格なども
良くも悪くもなんとなくわかってきました。
というわけで、3週間経って見えてきた内容と感想を
今回も記事にします。
パソコンを使っているかどうか見られていた
わたしはシステム系の会社でWEBデザイナーをしていますが
当然、パソコンに詳しい方々が働いており
代表の方もシステム系のお方です。
メカに詳しいとパソコンを使っているかどうかわかる
ある日、
「始業時間に各自のパソコンに入って、稼働しているかどうかチェックしました」
という、抜き打ちの勤務時間調査の連絡が。
まぁ、普段使っているチャット画面がアクティブかどうかで
大体はわかるはずではあるのですが、
自分のパソコンに入られて調査されたらそりゃ怖いですよね。
結果、誰が怒られるとかそんなことはありませんでしたが、
こちらで見ることができるからサボるなよということを暗に示すメッセージでしょう。
まぁ、ドキッとしたということは
自分も気が緩んでいたということでもあるのかもしれませんね。
見ているのでサボれませんよ、というメッセージ
立ち上がっているかどうかだけなのか、
どんなウインドウが開いていて何の作業をしているかまで見られているかなのか
どこまで深く調査されたのかもわかりませんが、
(おそらく調査したというくらいなので後者でしょうが)
なるほど、メカに詳しいとそんなことができるのか…
その時はぞっとしたけれど、
そういうムチ的なものが少しはないと油断したりダレてきたり、
魔が差したり手を抜きたくもなるかもしれませんから
たまにはこういうのもあっても良いのかもしれません。
ただ、個人的には
監視したいくらい気になるなら、そもそもリモートワークにするなよ
地代家賃ケチらないで出社勤務にしたほうがよほどいいのでは、とすごく思うのでした…
目の届かない範囲に目を届けようとする矛盾
勿体なくないですか?
その、社員が働いているかどうか気に揉むリソースと
そうやって社員一人一人のパソコンをチェックする時間が。
もしそこまでしなければいけないほど深刻に生産性が落ちているなら
それはリモートワークのせい以前に、管理体制や人選の問題です。
しかも、フレックスを謳っていて土日や夜間にも平気で連絡来るのに
なぜ始業時間にそんなにこだわるのだろう…
実際に、業務用パソコンから離れてスマホでデバックしていたり
コネクタなどの備品が足りなくて買いに行ったりすることもありますし
働く側としては、そこで評価されるのはたまったもんじゃありません。
時間を担保したいのか、納品物を担保したいのか
そんなことしていたら結局
「長く働くことが美徳」という価値観を迎合するようなものですしねぇ。
人の生産性は一定ではありませんから
リモートワークを導入する企業であれば、
作業時間で評価するのか、成果で評価するのかは明確化しておきたいところですよね。
そしてその評価基準は、
職種によっても会社の体質によっても違うのかなと。
ルーチンが確立してきた
もう一方の夜間のアルバイトがコロナの影響で出勤が少なかったこともあり
生活のリズムが確立してきました。
- 日中はリモートワーク
- 終業後は業務で使ったコードや知識を自分の制作に使えるようメモったり
自分のサイトのメンテナンス
またはブログを1~2記事下書き - 週末は書き溜めた記事を清書+アルバイト
日中はリモートワークをして、夜はブログを1~2記事書くorコードを打つ
というルーチンができてきたかなというところです。
(できていない日もありますが)
現在は夜間、バーでバイトしているので夜型ですが
もしこれがなければ、朝にひと作業したいところ。
朝の生産性が最強なのは経験があるものの、
バーのバイトも好きで、これを辞めると外に出る仕事がゼロになるので
そこまでして成果を突き詰めるべきかはちょっと迷っています。
頭を使う仕事の同時並行は難しい
わたしは「時間の複利」という言葉でよく形容していますが
リモートワークを始めた当初は
タブひとつ増やせば並行して自分のことができるじゃん!と思っていました。
が、実際にやってみると
どちらもある程度頭を使う仕事なので、
実際はそれら二つを同時進行させるのは難しいと感じました。
小さい用事は済ませられる
ちょっとした電話をしたり(お店の予約とか)、宅配便を受け取ったり
洗濯や洗い物をしたり、コーヒーを淹れたりといった
家にいてもできるちょっとしたことはできます。
(離席するのはあまり落ち着きませんが)
特に、こまごました家事を済ませられるのはすごく助かる。
小さな時間の節約→大きな時間の確保
塵も積もれば大きな時間。
終業後や休日にやっていたことを日中に組み込めて、
その分、プライベートのまとまった時間が確保しやすくなります。
決める すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法 [ スティーブ・マクラッチー ] 価格:1,760円 |
この本↑、日常のゴミ出しみたいなこまごまとしたタスクをいかに処理するか、
優先順位づけがわかりやすく書かれていて面白いです。
わたしはこういう小さな時間の節約にはシビアで
エレベータの中で上着を脱いだり靴紐を縛ったり
歩きながら口紅を塗ったり
電車待ちや信号待ちでブログを書いたりなどをよくします。
すごく些細な事ですが
こういう雑多な用事が思考を妨げたり、ノッていた作業を中断させたりすることで
生産性をめちゃくちゃ下げることってけっこうあるので
こういう小さなタスクをいかに隙間時間に突っ込めるかに全力を尽くしています。
詳しくはこちらの記事にも書きました
(記事を書く予定)
思考は分割できないが、単純作業は可能
あるいは、自分の仕事といっても
半自動のツールなどを使っている場合や、帳簿をつけたり、
物販であれば梱包発送作業など
単純作業に近い作業であればできなくはないと思います。
なので、こういう時間についでにできるようになることを考えると
自分でやっていた作業を外注したり、
自動化できるツールを買うのもアリかもしれませんね。
まとめると、頭を使う作業は欲張ってすることはできませんが
単純作業くらいであれば可能ということですね。
まとめ:自分の生産性が上がる環境選びを
良いところも悪いところも見えてきましたが
総合すると、精神的なストレスは減ったし
新しい働き方を身をもって体験できているという意味でも
リモートワークを始めた価値は感じています。
効率化して自分の時間を生み出すのが最終目標
生活のルーチンはできてきたものの、
まだ時間を有効活用しきれていない感があるので
改善の余地は色々とありそう。
それは決して、サボるとか手を抜くというわけではなくて
リモートのお仕事も、そのほかの活動もどちらの品質も保ちながら
自分個人の生活を圧迫させない時間配分ということ。
実はそれができるようになってできたまとまった時間で
もう一つ挑戦したいことがあるので、そのための時間捻出に必死なのです。
新入リモートワーク社員実況シリーズは一応これで最後かな。
これからもお仕事をしていて気が付いたことは、随時記事にしていきますね。
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