わたしは半年前から「在宅勤務」を、形を変えて2社でしてきました。

コロナが流行り始めた時期と同じくらいからですが、
たまたまその前からリモートワークのお仕事にこだわりまくって探していた結果、
運よく働かせていただけるところが見つかった、という感じです。
いまもそのうちの一社とお仕事を続けさせていただいています。

地方都市から1000㎞以上離れた会社のお仕事をしていますので
在宅勤務かつ、文字通り「リモートワーク」でもあり、
この2社のうち誰一人として、一緒に働く方と直接お会いしたことはありません。

在宅勤務にシフトした恩恵

在宅勤務、服装も自由だし、自分の裁量で仕事のペースを決められるし
面倒な雑談や世間話、人間関係の派閥に巻き込まれることもないし
総じてとても快適です。

リモートワーク生活を2ヶ月続けて感じた、出社勤務との違い。~良いこと悪いこともリアルをとにかく挙げてみた~

表現が多少不適切なのを承知で書くと、
地方都市在住の身としては、コロナ禍のおかげでリモート求人が急増し、
お仕事の選択肢が数倍以上増えて非常に助かっています。

わたしはまだまだスキルの上では未熟ですが、
それでも、WEB制作という種まきをコツコツしていてよかったなと。

在宅勤務で変わった習慣があった

ですが、半年間在宅勤務をしていて
最近ふと気が付いたことがありました。

それは、外に「逃げ」を求めるようになったということ。

自宅が「オン」、外が「オフ」になった

わたしはワイワイした場を盛り上げるのも嫌いではありませんが
どちらかというとあまり人に会わずに一人で趣味や勉強に没頭していたい
本当に集中したりリラックスしたいときは、一人で過ごしたい
内向的人間です。

よって、外に働きに出ていた時は、自宅って
誰にも邪魔されず一人になれる、絶対的な安全空間」でした。

何をしていても、していなくても
誰にも怒られないし急かされないし、文句も言われない。

引きこもりが外に出るようになった

ですが、在宅勤務をしてから、
なんとなく家にいると仕事の延長線上のような、
何かしなきゃいけないような義務感のような、息が詰まるような気がして
仕事が終わってからや、ちょっとした空き時間ができたときに
無意識的に外に出かける習慣ができていました。

在宅勤務になってむしろ外出回数が増えた

最初はコロナも流行っているし、外に出なくてよくてラッキー!安全!と思って
3~4日に1度しか外出しない超引きこもり生活でしたが、
なんだかんだ、最近はわざわざ毎日メイクをして出かけている気がします。

とはいえ、コロナで外出自粛とか営業停止とかだったので
出かけるといっても、スーパーに買い出しに行くとか
整体の予約を入れるとか程度の
生活に必要な用事を作って、という感じですが。

まぁ、いざ外に出てみると色々不快を感じて
結局、家にいればよかったとか、自宅が一番だと思うことも多いのですけれどね。苦笑

引きこもり生活が一転した理由

自宅が絶対的安全空間じゃなくなった

これまでは、家に帰る=オフ、だったのが
家にいる=オンに逆転したようなものでしょうか。

もちろん、自宅の仕事の様子を監視されるとかではないのですが
なんとなく、家にいると仕事と地続きのような感覚になってしまうので
仕事を切り離すために、強制的に外に出る、という感じです。

一時的に在宅勤務をされている方も含め、
同じように感じていらっしゃる方って、少なくないんじゃないかなぁ。

延々と夜まで仕事が来る

在宅勤務だと、物理的な「終業」の区切りがないがゆえ
誰か一人でも残業をしていると、巻き込まれやすい。

今まで携わった在宅勤務の2社とも、夜までダラダラと依頼が来続け、
しかも、その日のうちになんとかしてほしいようなことを頼まれることが無駄に多かったです。

ローンチ直前とかならわかるんですけど
明らかに急ぐ必要のない修正依頼まで、思いついたタイミングでチャットで24時間飛んできます。
パソコンを閉じればいいかと思いきや、気軽に連絡できるがゆえ
無視していると返信を催促されたりしますし…

日本的な悪しき習慣だと思うのですが、
キリのいいところまで仕事を片付けてからその日の業務を終える、という
単なるセオリーというか美学的な意味しか持っていないと認識していますし
これ、どうにかならないかなぁ…と頭を悩ませています。

個人的には、夜中まで業務連絡してくるって、
マナー違反だと思うんですけれどね…
夜の数時間粘ったところで、生産性もたかが知れていますし。

と、軽く愚痴りましたが
いつ仕事が振ってくるかわからないので、
出かけられるタイミングを見計らって
今のうちに「息抜き」しておこうとした結果の外出なのかもしれません。

運動不足解消のため

自宅で仕事をしていると、つい
集中しすぎて休憩を挟むことを忘れたりして
気が付いたら体がガチガチに凝り固まっていたりします。

2階建ての一軒家や広い家に住んででもいない限り、
家の中にいると、運動量も限られますしね。

動くのが生物学的に理にかなっている

わたしは運動は好きではありませんが、
植物じゃないですから、人間やっぱり適度に動いている状態のほうがより生理的というか
人間本来の活動だよなぁと思ったりしています。

動いて生きるために足腰があるわけで、
足腰も、使わないと衰えてしまうでしょうしね。

相対的に外のありがたみを感じるようになった

ということで、
在宅勤務は総じて良い働き方だとは思うのですが、
なにぶん、家で仕事をするわけですから
自宅で過ごす時間の質というか、意味合いが変わりました。

ないものねだりなのかもしれませんが、
今までは外に出なくていいように家で仕事ができたらいいな、と思っていたのが
引きこもりの自分が、結果、外に出たいと思うようになって、
外出の頻度が増えたのは意外でした。

家の時間を本当にストレスフリーにしたいなら
仕事を持ち込まない選択もあり

こんな変化をしてみて、
わたしはこれからも在宅勤務を続けていきたいと思っていますが
「自宅で過ごす時間を増やす」ということと
「自宅で過ごすひとときを快適にする」ということは
似て非なるもの
なんだなと感じました。

自宅という「聖域」を守るという選択

家で仕事をするということは、多少なりとも
自宅というプライベート空間にストレスを持ち込むことにもなります。

ですから、家で過ごす時間にストレスを持ち込みたくない方は
心身に多少なりとも負荷のかかる「仕事」を
あえて外のポジションに置いておいて
自宅で過ごす時間を守る
という選択もまた堅実なのかなと思ったり。

自宅で過ごすことが好きな人が
その憩いの空間がストレスになってしまったら、
それって、逃げ場がなくなるようなしんどさがあると思うんです。

出社勤務になると、通勤や人間関係などのデメリットもありますが
何を守りたいか、逆に、どこは妥協できるかによって
答えは変わってくるのかなと。

なるべく家で過ごしたいのか、
家で過ごす時間の質を守りたいのか
あなたはどちらか考えてみると、意外な気づきがあるかもしれません◎

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