わたしは実務経験があまりない頃から一貫して
リモートワーク(在宅勤務)にこだわって探してきました。

当然、実務経験年数が少ないというか
見方によってはほぼ未経験に等しいと思われかねないスキルセットで臨んだ結果
すんなりうまくいったわけではありませんでした。

未経験でリモートは現実的ではない

またリモートワークの求人落ちた。泣

経験年数という数字で横並びに評価して足切りするWEB業界の風習がいまだに理解できない。
かと言って普通の仕事すればパソコンとかWEBに詳しい人として業務範囲超えて便利屋扱いされるし。

自己セールス力不足なのかな。
悔しいから自分で仕事獲得したる。

この頃↑は、WEB制作の経験は2年程度。
WordPressのサンプルサイトを作りながら
人材会社で求人票をWordpressに打ち込むパートをしていました。

実務経験が浅い人は、リモートで仕事を任せにくい
わからない時に教えたり聞いたりしにくいのでリモートでは採用されにくい、
まずはお仕事が豊富な首都圏に出てきて、現場で数年修行するのが現実的だよ」と
実際に直接・間接的にアドバイスを頂戴したこともありましたし
(貴重なお時間を使ってアドバイスのお言葉ありがとうございます)
わたし自身も「やっぱそうだよね…」と思っていました。

が、しつこくリモートワークにこだわり続けた結果、
運よくリモートワークをしている会社に採用していただけました。

念願のリモートワークで働くことになりました!~自分の市場価値と意外な差別化要素を知る~

現在は↑の会社は辞めてしまいましたが
雇用形態は変わりつつも、別の会社でリモートワークを継続しています。

どうしてそこまでリモートワークにこだわるか

個人的な話もありますが、どなたかの参考になればと思い
わたしがリモートワークにこだわっている理由を書いてみようと思います。

最初にお断りしておくと、理由のほとんどはポジティブなものというよりは
「不快の回避」のためです。

地方都市であんまり仕事がない

わたしは北海道在住です。
居住範囲内で通える求人を見るたびに、地方都市特有の問題として、
求める人材のレベルは高いのに、待遇が低い
おまけに働き方の多様性もあまりなく旧態依然の会社が多い(副業NGなど)印象。

あとぶっちゃけ、
北海道の仕事も人も面白くないからあんまり働きたいと思えない…

「こんな低賃金で1日中拘束されるなら
もう少しましな時給でパートしていたほうが良いよな」と思い
実際それで飲食や事務のパートに就きながら
自分でサンプルサイトを作って勉強していました。

実績にならない低賃金バイトか、
ベテラン志向の求人の二極化の地方都市

たしかに最初のうちは修行という意味合いもあると思うのですが、
実際に未経験から1年間ほど、コーディングをしていたこともあったものの
そこからの転職に失敗。
1年ほど勤続していたにも関わらず、キャリア面談の場では「未経験」と言われてしまいました。

下積みをしていてもスキルアップとは地続きじゃないというのを知ってしまったので
(キャリアとみなされないとしても、現場経験はよい経験にはなりましたが)
実績に直結しないところで働くくらいなら、
自分でサイトを作ったほうが良いという結論でした。

引っ越すお金がなかった

北海道に住んでいると、新幹線で隣の県に通勤とかも難しい。

週の半分だけ飛行機で通勤とか、ちょっと考えてみたこともありますが
交通費や通勤時間、そもそも会社側がそこまでして採用してくれるかを考えると
さすがに現実的ではないですよねぇ…
ましてやそこまでして通ってほしがられるほど希少な人材でもないし。
飛行機は30分に1本出ていて、東京まで約2時間で行けるんですけれどね。

東京に行ってしまって就活、というのも考えましたが
貯金ゼロ、月収10万で暮らしていた自分には
初期費用はおろか、旅費すら捻出できる余裕がなかったことと
住環境にはこだわりたいために、シェアハウスなども却下。

煩わしい人間関係を避けたかった

たしかに、リアルで対面したほうが一緒に働く人との絆が生まれやすいのは
リモートワークを経験した今も思いますし、
職場特有の団結感はむしろ好きですが

それ以上に、女性特有の横並びの付き合い的なものや
気乗りしない上司からの誘いや雑談など
コアじゃないことに煩わされることを避けたかったのが大きいです。

職場で過ごす昼休みが無駄

これは医療職時代からずっと思っていたのですが
昼休みの1時間がマジで勿体ない
と思っていました。

たしかに、昼休憩を取らないでぶっ続けで働くのは無理ですが
とはいえ、ぶっちゃけ昼休みって、休まらなくないですか?

結局、仕事仲間とランチしていたら仕事の話になるし、
そうでなくても、大して話したくもない仕事仲間と
当り障りのない世間話しなきゃいけないのがストレスで
(しかも、その場にいる他の人ってけっこう聞き耳立てて他人の雑談聞いていたりするから
話す内容も言葉遣いもめちゃくちゃ選ぶ)
給料の出ない、でも、会社に拘束されている1時間って
毎日自分の時間を捨てているようにしか思えませんでした。

白衣から着替えてレストランで外食してみたり、
誰もいない会議室に隠れてコソ勉してみたり、ダッシュで自宅に帰ったりしてみたりと
時間を有効活用しようと必死で色々やってみましたが
結局それって所詮は「不快を回避する行為」であって、プラマイゼロ。
大して役に立たない資格は増えたものの、あんまり有意義な実りはなかったように思います。
外食なんかすると時給1.5時間分くらい消えますしね…

ちなみにバイト生活を続けていた数年間、社員じゃなくパートにこだわっていた理由も
「休憩ありの8時間」よりも、誰にも邪魔されない場所で休憩を取って
「5時間×2箇所」で働きたいという思いがあったからでした。

人目があるがゆえできないことができる
リモートワーク

在宅で働いていると、10分間タイマーをかけてベッドに寝転んだり
会社には持って行きにくいスープやニンニク料理を食べたり、
好きな音楽をかけたり、メールチェックをしたり
作業環境や自分のコンディションを自由にコントロールできます。

人目がない分、正直緊張感には欠けますが
ストレスが少ないので、実働時間の体感は少ないかなという感じです。
(お仕事は頑張ってますよ)

コミュニケーションの障壁はそんなにない

リモートワークだと、わからないことを聞きにくいかな?とも思われがちですが
質問を箇条書きにして伝えたり、スクショを添付したりしてそんなに困っていないですし
相手が取り込んでいそうで遠慮するみたいなことがないので、かえってフラットに伝えやすいかなと思っています。
むしろ、コミュ障には推敲する猶予が与えられるから助かる。笑

あ、ただ、イラっとしたり、
何それ無理…みたいな不満は察してもらいにくいのと
ローンチした時の達成感を一緒に味わえない寂しさはちょっとあるかもです。

言葉のみのコミュニケーションになりがちな在宅勤務・リモートワークを気持ちよく遂行するためのマナーを考えてみた

このあたりは、その職場のルールや
採用しているコミュニケーション手段によるものも大きいかもですが
リモートワーク以前、そこにいる人柄に左右されるのは出社勤務と同じかな。

まとめ

まとめると、わたしがリモートワークにこだわっていた理由は

  • 地方都市在住だけど、仕事の選択肢を広げたかったから
  • 出社勤務特有の煩わしいコストをなくしたかったから

というのが大きな理由でした。

働きたい場所と、住みたい場所って、必ずしもイコールじゃないし
住む場所を問わないリモートワークが増えているのは
とても良い流れだし、有り難いなと思っています。

もし今転職するなら、リモートワークをするか

もし今すぐ転職活動するなら、物理的・金銭的理由でリモートワークを探しますが
リモートワークをやってみたからこそ、出社勤務のよさが分かった面もあるので
一部リモートや常駐も視野に入れると思います。

とはいえ、ここに住んでいることにこだわりはなく
地方都市に住んでいることが機会損失になっているな…と感じることが多々あり
引越したくてしょうがないので、
早く引っ越せるようにお金を貯めたいです…!

リモートワークの経験談はこちらの記事もどうぞ

リモートワークを実際にやってみて感じたメリットやデメリットは、
過去に記事にしてまとめていますので、よかったらこちらもどうぞ。

リモートワーク生活を2ヶ月続けて感じた、出社勤務との違い。~良いこと悪いこともリアルをとにかく挙げてみた~

 

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