公開日: 2020/01/26  最終更新日: 2021/01/12

一番言われる機会が多いのは面接

前ページの自分の経験にも書きましたが
一番言われる機会が多いのは、就職やアルバイトの面接です。

職歴を開示するうえ、採用する側の立場が上になりがちな場ですから
何を聞いてもOKと勘違いして、個人的な興味を混同させて
根掘り葉掘り聞いてくる失礼な面接官は意外と多いもの。

あと、完全個室になっていなかったり、面接官の声がでかかったりして
周りの人に丸聞こえなこともけっこうあります…

医療職に復職するのであれば、一度離職した理由を問われる必要性はわかりますが
そうでないアルバイト就業のために、わざわざ医療職を辞めた経緯を話す必要性って
本来全くないと思うのですよね。

他業種からの転職なんて珍しくないですしね。

履歴書不要や大量募集だと聞かれにくい

ですから、いくらお給料をいただくためとはいえ、
面接のたびに毎回根掘り葉掘りされて嫌な思いをするコストを払いたくないので
わたしは可能な限り履歴書不要のアルバイト先を探しています。

詳しいバイトの探し方や私なりのこだわりは
こちらの記事に書きました(記事を書く予定)

日雇いや大量募集などは履歴書不要のところが多いですし、
求職者が多いところでは、いちいち一人一人の経歴をじっくり見て質問までする可能性は低いです。
が、最悪の場合は逆に、集団面接と称して
応募者数人の前で経歴について聞かれたりする可能性もあります。

ちなみに派遣なども履歴書不要と書いていたりしますが、
履歴書よりも詳細な派遣会社独自のエントリーシートがあったり
登録面談で色々聞かれたりもするので、そういう意味ではおすすめしません。

人間性を知るために学歴職歴は必須でない

人間性を見たいという建前もあるのかもしれませんが
少なくとも医療職をすぐに辞めたわけではなく、数年は勤続していたことや
なにより目の前の自分の対話応対や礼節を見れば十分判断できると思うのです。

価値観を知りたいなら、質問を抽象的なものにしてみる

あるいは、どうして辞めたか、その人の価値観を知りたいのであれば
「医療職をどうしてやめたのか」という直接的な質問ではなく
「これまで経験してきた仕事で、モンドさんが
これは嫌だな、こういう仕事は二度とやりたくないなと感じた要素を教えて下さい」という
抽象的な質問を下さった会社もありました。

それであれば、たとえばですが

  • 1日に何十人も知らない人を接客することが苦手
  • 力仕事が苦手
  • 服装や髪形に制約がある仕事はつらい
  • 成果が反映されにくい仕事は自分に合っていない
  • マニュアルにきっちり沿った、細かいミスを責められる仕事は苦手

そんな答え方ができますし
実際、採用側が知りたいのって、医療職云々ではなく
こういう適性や価値観の部分が自社にマッチングするかどうかですよね。

質問の抽象度を上げることで
医療職のここがいやで離職に至ったという、求職者の価値観の根幹の部分を
しかも角が立たず間接的に聞くことができます。

自身のコンプレックス・劣等感をぶつけられる
学歴・職歴ハラスメントに注意

面接官が良い人でも、いざ働いてみたら、馴れ馴れしく聞いてきたり
いつの間にか別の人たちが知っていて冷やかされたり、
マウンティングを受けたりということもけっこうあります。

「(高学歴なんだから)このくらいの事はできるでしょ」と
実務で明らかに人より負荷の大きい仕事を任されたりという
学歴(職歴)ハラスメントを受けたりすることも少なくありません。

高学歴の方や何かの才能に秀でている方であれば
こういう嫌がらせや嫉妬には敏感だと思いますが
いくらかお給料を貰えることを差し置いても、こういう人たちとは関わらないのが自分を守るうえで最善です。

嫉妬、マウンティング、無用な競争を回避して今よりステージを上げる方法

私の場合は、
陰口で済ませてくれていたりして、嫌がらせや嫌味など自分に実害がないのであれば
とりあえずその仕事は続けるかな。

切り替えしが面倒なら
最初から包み隠さず全部話してしまう

逆に、どうせ言わなきゃいけない、聞かれそうな場面では
最初に自分から全部話してしまうのもアリです。

特に、嫌われようが否定されようが構わない、その場限りの人間関係や
自己紹介を求められるシチュエーションなどですね。

質問されそうなことをあらかじめ話してしまうことで、余計な問答も省けるし
どうせその場限りでお別れする人なら、べつに嫌われようと今後の人生にまったく影響しませんしね。

(という気持ちで投げやりに自己開示した結果、面白い人だと思ってくれて
仲良くなって関係が継続したという意外な経験もありました。)

そもそも理解してもらう必要はあるか

意外と、1と2の人は腑に落ちるまでそう思うに至った経緯や熱意をしっかり説明すると、
熱い応援者になってくれる可能性も十分にあります。

ただ、目的もなく一人一人にわざわざ熱弁していてはキリがないし
最悪、2の説教タイプとは言い争いにもなりかねません。
本当にその人に説明する必要があるかどうかは考えたいところですね。

「わかって欲しい」はエゴ

他人があなたを「正そう」とするのがその人のエゴであるように
また、あなたが他人にあなたの価値観を理解してもらうことを求めるのであれば
それはあなたのエゴであり相手への依存。

理解するかどうかは相手が決めることで
そこを強要しちゃいけないと思うのです。

人に理解してもらえなければ、人からの承認をもらえなければ動けないのであれば
あなたはこれからも人の指示に従って生きていくしか道はありません。

共感が欲しいならコミュニティに属するのもあり

否定されるリスクに晒されることなく、確実な共感や理解が欲しかったり
どうしても周りに理解してくれる人が一人もいなくて孤独や不安に潰されそうであれば
たとえば似たような経験を越えてきた人でブログやSNSで発信している人を見つけて
フォローしてみたり、コミュニティやオンラインサロンに参加してみるのもありです。

このブログも、模範解答以外の生き方を提案する記事を書いています。
ぜひ、ご自身の生き方に合った適切な場所を選んでみて下さいね。

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