公開日: 2020/07/15  最終更新日: 2021/08/30

わたしは今(2020年7月現在)、
WEB制作の傍らで、元々経験のある医療職のパートをして
二足のわらじで生活しています。

今必要なことと向き合った結果、医療職に戻ることにしました~何度でもゼロに戻る覚悟~

なんで一時期は辞めた医療職にまた復帰したかというと
副業先の飲食店の出勤がゼロになってしまい
やむをえず意地を捨てて、文字通り悔しくて泣きながら復帰したのでした。
詳しくは↑の記事に書きましたよ。

で、WEB制作をやっていて、自分や周りを見ていると
医療従事者って、意外とWEB業界と親和性あるかもしれない
とふと思ったのでした。

医療業界出身の人は意外といる

これまで、医療職→WEBデザイナーという自分は
かなり異色の経歴だと思っていましたし
実際、身の回りの反応だけを見ていると
「は??なんで(資格あるのに医療の仕事しないの)?」
という扱いを何度となく受けてきました。

が、いざWEB業界に入ってみると
オンラインで学ぶ機会があったり、学歴資格が不要だったりと広く門戸が開かれていて
働き方の多様性だったり、業界としての可能性も大きいですから、
前職はほんとうに色んな方がいます。

自分がそうだから
同じ立場の人が目に入りやすいというのもありますが
医療業界出身の方も意外といるんだな、と感じました。

ほっとして、同じような経歴の方の発信に幾度となく救われたのと同時に
わたしって別に、自分が思うほどそんなに特別な経歴でもないのかも。
と気が付いたり(笑)

アートの才能のある医療従事者も多い

その逆で、医療従事者は感受性が高い人が多いからか
趣味でイラレをプロ級に使いこなしている人や、
ホームページをサクッと作ってしまう人も
医療現場にはけっこういました。

彼らが同業として転職してこないことを祈ります。
というか副業として既にやっていたりする可能性もありますよね。

共通点が意外とある

WEB業界と医療なんて全然関連性もないし、
まして医療従事者ってITに疎い人も少なくないので
遠い業界だと思っていましたが

その性質的には、共通するものがけっこうあるのかもしれないな、
と、最近になって思うようになったのです。

技術・スキル志向

医療とWEB業界の共通点とえいば
技術志向ということ。

技術のない人は門前払いされますが
必要とされる分野の経験や技術さえ持っていれば
すんなりと存在を認めてもらえる現場が多いのは共通です。

勉強もそうですが、そこで立場を確立するために
経験と熟練が大事なのは、似ているなぁと感じたのです。

ただ、明確に違うのは
医療技術は属人化しないように技術は標準化されているのに対して
WEB技術は(会社や内容にもよりますが)個性を出しやすく、人と差をつけやすいので
横並びの技術に虚しさや息苦しさを感じていた方にとってはやりがいにつながります。

裏を返すと、その分シビアでもありますけれどね。

身だしなみや細かい社会人マナーが問われにくく
のびのび働きやすい

医療従事者って、上下関係はもちろんあるものの
あんまり会社会社していないというか、
けっこうフランクなノリで働けちゃいます。

服装もパリッとしたスーツではなく
ほぼ「作業着」。
患者さんに話すのも、丁寧すぎると逆に良くないくらいで
ため口で話す人も少なくありません。

わたしは逆にパリッとして働きたい派だったので
馴れ合いな雰囲気が苦手で、小綺麗なOLさんに憧れていましたが
実はいまだに名刺交換すらスマートにできません。
(今もリモートワークなので、名刺交換しない)

WEB業界も、クライアントさんと常時接するのは一部の人だけですから
服装も自由で、パーカーやネルシャツで働いている人も多く
なんならお菓子食べながら仕事してる人とかわりと日常ですし。
(福利厚生でお菓子置いてある制作会社多いですよね)

あとは、WEB業界は構成されている人員自体が全体的に若いので
社風が堅苦しくないところも多かったりしますしね。

お局さんに気を遣うとかは職場にもよるので置いておいて
会社特有の細やかな気配りだとかビジネスマナーだとかが
苦手な方や自身のない方、くだらん!やってられん!という方にとっては
比較的のびのび働きやすい環境であるのは共通なのかなと思いました。

数字を見る仕事

  • ある程度正解がある
  • 人の気持ちを想像して寄り添う
  • データを分析して原因を追究する

こういうあたりも似ているのかなと。

職種別の向いているポジション

ちなみに、医療職と言っても領域は様々なので、
自分の見解ではありますが、向いていそうなWEB業界の職種を考えてみました。

人の気持ちを考えるか、
データを分析するか

ざっくり大きく分けると、医療のお仕事って

  • 人の気持ちに寄り添う
  • データを扱う

の2つに分かれると思っていて
もちろん、どちらかだけやればいいものではないですが
なんとなくこっち寄りだな、ってのありますよね。

職種別おすすめのWEB系業務

  • 人とコミュニケーションを取るのがメイン
    看護師、理学療法士、作業療法士、
    言語聴覚士、視能訓練士、歯科衛生士
    →マーケター、営業、ディレクター、デザイナー、UI/UX
  • データを扱うのがメイン
    薬剤師、歯科医師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士
    →エンジニア、コーダー、データアナリスト

という感じが似ているんじゃないかなぁと思ったりしました。
なんか忘れてそうな気もするけど。
(もちろん、これ以外の職種に就くのがダメとかではないですよ)

わたしもこの中の職種のうちのひとつ出身ですが
良くも悪くも「なんか、前職と似ているかも」と感じることが多々あります。

医師は適性や専門分野によってどちらにも振れられるかなと思います。
(というか、そもそも医師からWEB業界ってレアケースな気もしますが)
管理栄養士さんとかも、どちらか微妙なところですね。

「人の気持ちを考えられる」経験は活きる

いずれにしても、「相手の気持ちを考えることができる」という
医療者や接客業では当たり前のことが
「作る」仕事ではかなり役にたちます。

結論:

と、ここまで色々書いてきてあれなんですが
医療職を辞めたい人・辞めた人はWEB業界がおすすめだよ!と
医療従事者をWEB業界に呼び込むつもりはありません。

むしろ、わたしは真似されるのは大嫌いだし
「あの人もやっているから」という短絡的な思考でしか動けない人も嫌いです。

自分はWEB制作の定職に就くまでに4年かかっていますので
そもそも安易な転職は他人にはおすすめしたくありません。

ですからぜひ一度、ご自身の頭で咀嚼されてみて
それで何かしらの気づきがあったら嬉しいなと思います!

 

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